Pelargonium mirabile
ペラルゴニウム・ミラビレ
フクロソウ科テンジクアオイ属。
ナミビア共和国、カラス州リューデリッツ(Lüderitzbucht)近郊、
ローテ・クッペ(Rote Kuppe/赤い山)と呼ばれる山の岩場に自生しているとのこと。
原生地はかなり限定されているようです。
不思議な形が多い塊根植物の中でも、姿の面白さはトップクラスの風貌だと思います。
原生地近郊の様子だと思われる画像。乾燥地帯。
成長は非常に遅く、この株で年数70年以上は経っているんだとか、、、
成長期は涼しい時期なので、今は丁度休眠に入っています。
葉っぱはペラルゴニウムらしい葉を生やし、
この姿とは裏腹な非常に愛らしい花を咲かせるようです。
ご覧の通り、遮るものが殆ど何もない場所に自生しているため、
年間を通してなるべく日光に当て、風通しを確保する必要がありそうです。
冬型なので夏場の管理は蒸れないように注意したいと思います。
こんなのが自生しているか、、
種小名の mirabile は、不思議な、素晴らしい、という意味ですが、
その名の通りの植物。
うーん、不思議。