いよいよ東京も「初夏!」といった陽気に包まれるようになりました。
まだ夜は冷えることもありますが、最低気温が10℃を切ることなくなるこのタイミングで殆どのブロメリアを屋外に出します。
温室は夏場の様子を見る為に日照環境はよくありませんが引き続き半数は温室内で育ててみようと思っています。
半日作業で色々と屋外に出したので記録用にディッキアを撮影。
ディッキアは本当に見た目によらず、成長早いですね。
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Dyckia pectinata
ディッキア・ペクティナータ
まだまだ高価かつ貴重な原種。
屋外に出して1週間で既にこの赤さ。
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Dyckia 'Snow Ball'
ディッキア・スノウボール
冬場の日照不足でトリコームが薄くなっていますが、
日作りすればメタリックに輝く白銀になる交配種。
Bob Spivey氏作出。
数年前までもう少し見かける機会がありましたが、最近みかけませんね。
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Dyckia 'Battle Axe'
ディッキア・バトルアックス
つい先日まで真緑だったのにもう色付いています。
冬場の日照不足での退色なんて何も気落ちすることはありません。
ただ冬場は変に成長(徒長)させないようにしたほうが綺麗にまとまるかも。
なかなか発根せずに諦めかけていたのを思い出しました。
前の写真から5ヶ月足らずでここまで大きくなります。
冬に入り日照不足で赤味が引いてトリコームが目立っていますね〜
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Dyckia 'Red Ripper'
ディッキア・レッドリッパー
まったく赤くないレッドリッパー。
大丈夫、我が家に来たときは真っ赤に染まっていました。
レッドリッパーは割と昔から出回っているディッキア交配種のようですが、
交雑が進んでいるであろう株も多いので見定めて入手した一株。
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Dyckia 'Advent Rising'
ディッキア・アドベントライジング
何やら大層な名前ですが、この株ホンモノではないのでは?と少し疑っている株。
交配種なんて原種以上に同定のしようがないので「これはオリジナルじゃない」なんて甚だナンセンスなことですが、、、まだ小苗なので様子を見ています。
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Dyckia 'White Fang'
ディッキア・ホワイトファング
赤というか殆ど黒に近い色になる交配種。
これも出して1週間で赤黒く色付いてきました。
あれから1年弱。鉢増ししたこともあり、直径も3倍以上になりました。
子株もモリモリ出てきています。
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Dyckia 'Ice'
ディッキア・アイス
冬場に上から鉢を落として葉は折れるわ、日照不足でトリコームは剥がれるわでてんやわんやな Dyckia 'Ice' 。ツーヘッドになりました。
トリコームも薄くなっていますが、すぐに本来の美しい姿を取り戻してくれるでしょう。
やっぱ綺麗です。
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Dyckia hebdingii
ディッキア・ヘブディンギー(エブディンギー)
人気の美しい原種。
日光に当ててやればすぐに紫色に染まりました。
でも本当は色付かないタイプが欲しいので青葉タイプを実生しています。
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とある常夏の島からやってきた Dyckia hyb. です。
バケツサイズの鉢に入れて管理していますが、今年どうなるか見物です。
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